XしゅげぇとんたんのクロスステッチX

30代の腹筋バキバキおじさん。クロスステッチとゲームが趣味。4才の息子と日々格闘中。

音楽ライブの良さを刺繍に取り入れることはできないのか?

初めて参加したライブは岸田教団& the 明星ロケッツです。超こんにちは、とんたんです。


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この間 Nintendo LIVE 2022のバンカライブを見たんだけど、会場の盛り上がりすごかったね!映像と音楽を組み合わせると大勢の人を魅了していることにすごいなあと思いました。

 

この盛り上がりを刺繍に持って来られたらいいなぁと思うけど、どんなに人気のある刺繍作家でもドームを満員にしてサイリウム振ってもらってライブ刺繍ってのはできなさそうですよね。刺繍って普通にしてたらほとんど音がしないし、見た目にしてもほぼ変化がないし地味ですよね。

 

人に見せるには盛り上がりに欠けるコンテンツだよね。 BGM として音楽をかけてもいいけどそれって刺繍の魅力ではないしな。刺繍って完成品を見せて人を惹きつけるものだと思っていたし、作業過程を見せても努力が伝わる人って刺繍したことある人だけよね。

 

良い音楽は聴いた人に良い影響を与えてくれるのよね。でもいい刺繍を見せても伝えられる影響ってあるだろうか?やっぱり良さを感じてもらえるのって刺繍経験者だけだよね。

 

もしも刺繍をしている時に個人個人で個性的な音を出すことができたら刺繍を知らずに見ている人も盛り上がったり感心することができるじゃないかな?

 

針を刺す時に「デュクシ!」糸を引く時に「シュウィン!」糸を切る時に「ジャキン!」刺繍って楽器でもなければ言語でもないから音を出せるって言っても3種類程度だよね。たった三つの音で人の気持ちを盛り上げるってやっぱり無理があるわ。

 

僕が刺繍と音楽を組み合わせようにも現状考えられるのは刺繍の雰囲気に合わせた BGM を組み合わせるくらいしかないかな。後は生地に超接近した位置にマイクを置いて糸と生地の擦れる音をしっかり映像にのせてみるとか?

 

一度試していいなと思うのはビートボックスみたいな要領で口で効果音つけてみるのはしてみたい。

 

僕一人で考えても多分良い刺繍ライブの演出はできなさそう。刺繍をエンタメの中心に持って来るって難しいな。見た目が地味、様々な音が出ない、感情に訴えにくい、伝わりにくい。

 

料理動画みたいに味覚や嗅覚を想像させてくれるならいいけど、刺繍は匂いも味もしないからな。マジ伝えられるもの何があるんだろうね?何ができるんだろうか?面白そうっていう結末を想像させる力とその想像した時の感動とかなら刺繍でもできそう。「まさか糸だけでここまで表現できるとは!?」とか意外性でしか心を動かせないと思う。

 

やっぱり話しながら刺繍をするのが縫ってる人の魅力も表現できるいい方法だろうか?もし刺繍する機械が出て、素早く縫える様になったら見た目にもインパクトは与えられそうではあるな。

 

時代の発展を待つか…いや、刺繍ファンを増やして刺繍界の発展に寄与するか!